製品情報 Product
乾燥チップ(UTSK)と木質ペレット(UTSP)を燃やす!空冷固定火格子タイプ
高度な燃焼制御技術を装備した巴商会の木質バイオマスボイラ(無圧式温水発生機) UTSKシリーズは、含水率50%(乾量基準)までの木質乾燥チップを燃焼することができ、効率良く温水に変換することが出来ます。
UTSPシリーズは、木質ペレットの専焼ボイラです。
- 自動点火装置搭載
- 下込め式燃焼方式でローコストハイパフォーマンス
- 最大出力1200kW(UTSPは900kWまで)対応可能
- 日本語版タッチパネル式多機能モニター搭載
UTSK/UTSPの特長
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下込め式火格子で含水率50%までの乾燥チップ/木質ペレットを完全燃焼させます。
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缶水温度、燃焼室温度、排ガス酸素濃度、炉内圧などを測定して、燃料の送り量、燃焼空気量をリニアに制御し最適な燃焼を維持します。
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電気式の点火装置を標準装備し、化石燃料による点火バーナや予熱装置は使いません。 環境に配慮したクリーンな点火です。
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出力の制御範囲は、100-25%でボイラの停止時間が極めて少ないため省エネルギーです。
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最適燃焼システムと排気ガス浄化装置(マルチサイクロン)により、排気ガス中の煤塵や有害物質の排出量を抑えます。また、圧縮空気による自動煙管掃除機構で定期的に煙管を清掃します。
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燃焼炉とボイラ熱交換部及びマルチサイクロンを内蔵したシンプルな構造です。しかも100mmの天然素材断熱材で保温し、放熱を防ぎます。
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無圧式温水発生機のため、ボイラの使用検査や労働基準監督署への届け出と取扱者の資格は不要です。
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ボイラの空焚き防止、過熱防止はもとより、万一燃料搬送路に逆火した場合でも消火装置により自己消火します(UTSKのみ、UTSPは逆火防止装置搭載)。
燃焼室は常時負圧に保持されボイラの外に燃焼ガスが洩れるのを防ぎます。
国内導入実績No.1。信頼の確かな木質バイオマスボイラ
森林大国・日本。国土を占める森林面積は約67%(森林率約7割)。
木質バイオマス燃料は外国からの輸入による化石燃料に頼らず、地域での自己供給が可能という特長があります。
地域の木質需要を起こし、林業を活性化させ、地域産業や雇用を促進するという他の新エネルギーにはない大きなメリットです。
巴の木質バイオマスボイラは木質バイオマス資源を有効活用し、燃焼させることで効率よく熱エネルギーを取り出します。
給湯・冷房・暖房・融雪・乾燥などに多用途に活用可能です。
化石燃料ではなく木質バイオマス燃料を使用することによりカーボンニュートラルとなり二 酸化炭素の排出を大幅に削減することができます。
※カーボンニュートラルとは
ライフサイクルの中で、二酸化炭素の排出量と吸収量がプラスマイナスゼロのことを言う。地球上の二酸化炭素を一定量に保つことで地球温暖化防止に繋がる。
利用シーン・おすすめ施設
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ホテル
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浴場・銭湯
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温泉
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学校
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調理施設
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病院
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スポーツ
施設
この製品の導入実績
2009年に竣工した清泉寮新館に木質バイオマスボイラを導入
巴商会さんには、施設の設計段階からたくさんのご提案をいただきました
公益財団法人キープ協会・施設部 ペレットボイラ担当の佐伯課長 様
木質バイオマスボイラを2009年に導入されて以来、メンテナンスで継続的にお付き合いしているキープ協会の佐伯様にお話を伺いました。新しい施設を作るにあたり設計段階から何度も足を運びました。木質バイオマスボイラの利用で、山梨県内の木材産業への貢献も実現されています。
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木質バイオマスボイラ
UTSK-240.22
施設 温浴施設 概要 給湯・掛け流し 地域 長崎県対馬市 -
木質バイオマスボイラ
UTSP-550.22
施設 温浴施設 概要 給湯・昇温・暖房 地域 長野県飯田市
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