製品情報 Product

バイオガスボイラ

バイオガスボイラ

バイオガス
生ごみ・食品残渣
家畜糞尿
し尿・浄化槽汚泥
農作物・水産残渣
古紙等有機廃材

バイオガスの発生量に応じて自動で燃料切替
安定した熱供給を実現します

出力:35kW~350kW

巴バイオガス燃焼システムの特長

  • 二方式の燃焼システム

    バイオガス/補助燃料切替燃焼システムは、バイオガスの発生量に応じてバイオガスと補助燃料を自動的にスムーズで、安定した切替燃焼をします。バイオガス専焼システムは、バイオガス専焼方式で(パイロットは補助燃料を使用)、バイオガスの発生状況に応じてボイラの運転・停止をします。
    また、別置にバックアップボイラを設置することにより、湯切れなく交互運転をすることができます。

  • 用途に応じた温水需要に対応

    給湯用温水ボイラ(TM・TTMシリーズ)、循環用温水ボイラ(BMシリーズ)、無圧式温水機(BHシリーズ)に対応できる燃焼システムで温水のあらゆる用途にお応えできます。(当社32機種に対応)

  • 信頼の安全装置と多機能で安心運転

    炎検出は紫外線検知方式、ガスラインはガス遮断弁閉確認装置付、ガス種類による個別温度設定、リトライ機能、バイオガス優先燃焼機能など、豊富な安全装置と機能でどなたにも安心してお使いになれます。

  • 広範な能力に対応

    35kW〜350kWの温水ボイラに対応し、容量別に 8 機種が製作可能です。(特殊仕様についてはご相談下さい)

システムフロー

バイオガスとは

生ごみや古紙、家畜の糞尿などの生物由来の燃料ガスです。主に微生物の力(メタン発酵)により発生するガスで、メタンを主成分としているため燃えやすいのが特徴です。石炭や石油などの化石燃料とは違い、枯渇する心配がなく実質カーボンニュートラルな再生可能エネルギーとして活用が期待されています。

導入事例

BIMAステーション三浦様では「し尿」「浄化槽汚泥」「農作物収穫残渣」「水産残渣」の処理過程で発生するバイオガスを燃料にし、堆肥の発酵用熱源としてバイオガスボイラをご使用頂いています。

画像

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導入機器

型式:
 ① BM-G130(左側)
 ② BM-L130(右側)

定格出力:
 349 kW × 2基

使用燃料:
 ① バイオガス
 ② 灯油
※②はバックアップ用

システム基本系統図

システム基本系統図

燃料仕様

バイオガス標準仕様

項目 規格値
CH₄ : CO₂ 60 : 40 ~ 70 : 30
H₂S 10 ppm 以下
アンモニア 0.2 g/m³ 以下
ガス温度 0 ~ 55 ℃ 以下
ガス圧力 3 kPa


補助燃料ガス標準仕様

ガス種 ガス圧力
13A(都市ガス) 2 kPa
LPG 2.8 kPa

※表以外の仕様についてはご相談下さい。

製品仕様

ボイラ・温水機の性能は以下の通りです。

ボイラ/温水機出力 (kW) 35 70 105 140 186 233 291 349
型式 貯湯式ボイラ型式
標準TM型
大容量TTM型
G103 G106 G109 G112 G116 G120 G125 G130
循環暖房用型式
BM型
G103 G106 G109 G112 G116 G120 G125 G130
無圧式温水機
BH型
G103 G106 G109 G112 G116 G120 G125 G130
バーナ入力 (kW) 38.8 77.5 116.3 155 206.7 258.4 323 387.6
※燃料消費量 バイオガス/13A
切替燃焼方式
バイオ燃焼 バイオガス m³/h 5.7 11.8 17.6 23.5 31.4 39.5 49.9 60.4
13A m³/h 0.29 0.43 0.64 0.85 1.14 1.28 1.28 1.28
13A専焼時 m³/h 3.4 6.7 10.1 13.4 17.9 22.4 27.9 33.5
バイオガス/LPG
切替燃焼方式
バイオ燃焼 バイオガス m³/h 5.6 11.1 16.6 22.2 29.4 37.5 47.9 58.4
LPG m³/h 0.17 0.35 0.53 0.7 0.93 1.05 1.05 1.05
LPG専焼時 LPG m³/h 1.5 3.0 4.5 6.0 8.0 10.0 12.5 15.0

※バイオガス成分 CH₄=60%、CO₂=40%の場合

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